竜王スキーパーク 山

スキー場が載っている山そのもの。ゲレンデの外の山の形、どれくらい急か、掲載しているほかの山との位置関係。

おおむねひとつの斜面で、西北西寄りだ。

竜王スキーパーク周辺の地形を、測量範囲の標高データから描いたピクセル地勢図。尾根と谷を八階調の墨で表す。
標高
850–1,930m
標高差
1,080m
リフトの及ぶ範囲
1,054m
向き
西北西
急な方から十分の一
20.8°
最も急な斜面
36.8°

この標高差が、掲載する山のなかでどのあたりか

85 m1,124 m

標高差 1,080 m。JapowDB の 49 座のうち 46 座を上回る。

この山

竜王山 (Ryūō-zan) 1,933 m

その上
焼額山 (Yakebitai-yama) 2,010 m
地形
竜王山は志賀高原火山群に属する山です。産総研地質調査総合センターの第四紀火山データベースは、この火山群を安山岩を主とするひとつの複成火山群として登録し、活動時期をおよそ270万年前から70万年前としています。データベースには焼額が構成峰として挙げられ、火山群の代表地点はリフト最高点から南東へ約2キロメートルの焼額山山頂に置かれています。竜王山は単独の火山としては登録されていません。スキー場はこの火山群の北西端にあたる山体の西北西斜面に広がっています。リフトは山頂部に達しており、標高1,933メートルの最高点は最上部のコースの東130メートルにあって、その間に下りはありません。この最高点と焼額山の間には標高1,855メートルの鞍部があります。南西0.9キロメートルにある標高1,900メートルの三角点は国土地理院の地形図で「竜王山」と表記され、登山データベースでは「小竜王山」と呼ばれています。
岩質
リフト最高点から標高およそ1,200メートルまで、国の地質図は全区間で同じ地質単元を示します。安山岩と玄武岩質安山岩の溶岩に火砕岩を伴うもので、年代は後期更新世とされています。これが火山体そのもので、リフトが届く範囲の上部を覆っています。計測した斜面が西北西を向いたひとつの広い面として出るのはこのためです。標高およそ1,000メートルより下では、地質図は後期更新世末から完新世の扇状地・崖錐堆積物に変わります。山から崩れて谷底に積もった緩い堆積物で、山麓のリフトはその上に建っています。年代については国の地質調査の二つの資料が一致しません。シームレス地質図はこの溶岩を後期更新世とし、火山データベースは志賀高原火山群全体の活動を270万年前から70万年前としています。どちらも国の調査による数字で、読んだ資料の中にこの差を説明するものはありませんでした。

ここは実測ではなく調べたもの。出典は人の手で確認している · 2026-10-15

その斜面はスキー場の区域外で、パトロールは入らない。

実測

01

どちらを向いているか

北西向き。

マップ化されたコースの多くが北西へ落ちている。

N E S W

02

どこまで急か

最も急な斜面は36.8°。

最も急な10分の1の斜度は、斜度データのある 49 座のうち 37 座を上回る。

20.8° 最も急な10分の1のコース

03

斜度の幅

コースの斜度は 6.5° から 26.8° まで。

6.5°26.8°

その半分は 9.4° より緩い。目盛りひとつが一本のコースだ。

この幅は、ここで斜度データを持つ 48 座のうち 40 座より大きい。

04

生えている木

ほとんどが落葉樹。ブナやミズナラ、カラマツの類だ。冬は葉を落とすので、木立の奥まで見通せる。

環境省の現存植生図(2024 年版)から読み取ったもの。現地調査は2013。

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