白馬さのさか 山

スキー場が載っている山そのもの。ゲレンデの外の山の形、どれくらい急か、掲載しているほかの山との位置関係。

おおむねひとつの斜面で、東北東寄りだ。

白馬さのさか周辺の地形を、測量範囲の標高データから描いたピクセル地勢図。尾根と谷を八階調の墨で表す。
標高
740–1,200m
標高差
460m
リフトの及ぶ範囲
355m
向き
東北東
急な方から十分の一
14.3°
最も急な斜面
25.0°

この標高差が、掲載する山のなかでどのあたりか

210 m1,124 m

標高差 460 m。JapowDB の 40 座のうち 5 座を上回る。

この山

佐野坂丘陵 (Sanosaka Hill)

その上
仁科山地 (Nishina Mountains)
地形
独立した山ではない。佐野坂丘陵は、約3万年前に西の仁科山地で起きた大規模な山体崩壊の堆積物でできており、スキー場はその西縁にある。崩れた土砂はかつての姫川をせき止め、丘陵の南側に残った深い凹地が青木湖になった。崩壊堆積物は丘陵中央の西寄りで最も厚く約130 mに達し、ゲレンデ中央にある小丘(論文では標高999 m、国土地理院のレーザー測量では995.5 m)は崩壊が残した流れ山のひとつだ。最上部のリフトは崩壊堆積物を越えて、その土砂を送り出した山地の裾にまで上がっている。
岩質
上から順に三種類の地面がある。リフト最上部は山地そのもので、前期ジュラ紀の海成泥岩、約2億年前の岩だ。中腹は山体崩壊の堆積物で、同じ山地から崩れ落ちた角礫が積み重なり、割れ目の多い酸性溶結凝灰岩が目立ち、長径4 mに達する巨礫も混じる。麓はその上を覆う扇状地・崖錐堆積物である。中腹の起伏は基盤岩の形ではなく、崩壊がつくったものだ。

ここは実測ではなく調べたもの。出典は人の手で確認している · 2026-10-04

その斜面はスキー場の区域外で、パトロールは入らない。

実測

01

どちらを向いているか

北東向き。

マップ化されたコースの多くが北東へ落ちている。

N E S W

02

どこまで急か

最も急な4分の1のコースは東を向き、山全体の向きとは異なる。

最も急な斜面は25.0°。

最も急な10分の1の斜度は、斜度データのある 40 座のうち 4 座を上回る。

14.3° 最も急な10分の1のコース

03

斜度の幅

コースの斜度は 5.5° から 14.9° まで。

5.5°14.9°

その半分は 11.0° より緩い。目盛りひとつが一本のコースだ。

この幅は、ここで斜度データを持つ 40 座のうち 4 座より大きい。

04

生えている木

ほとんどが落葉樹。ブナやミズナラ、カラマツの類だ。冬は葉を落とすので、木立の奥まで見通せる。

環境省の現存植生図(2024 年版)から読み取ったもの。現地調査は2017。

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