森林
神立スノーリゾートに生えているもの
落葉樹が主体で、ブナやミズナラなどの広葉樹とカラマツです。冬のあいだ葉を落とし、林の奥まで見通せます。
環境省の現存植生図から読み取っています。切り開かれたゲレンデは調査上「開けた土地」として記録されるため、スキー場の形がおのずと浮かび上がります。
掲載している山のなかでの位置
この山の森林は、掲載している 34 山のうち 10 山より落葉しやすい森です。
01
一段ずつ見る林間の見通し
山を横から見たところ。林の奥までどれだけ見通せるかは標高で変わります。各標高帯は、隣の行と同じ高さに描いています。
| 標高 | 見通せる割合 | 落葉 |
|---|---|---|
| 1,226–1,321 m | | 80% |
| 1,131–1,226 m | | 98% |
| 1,036–1,131 m | | 97% |
| 941–1,036 m | | 97% |
| 846–941 m | | 93% |
| 751–846 m | | 82% |
| 657–752 m | | 68% |
| 562–657 m | | 74% |
| 467–562 m | | 66% |
| 372–467 m | | 47% |
各数値はその標高帯じたいの森林に対する割合で、山全体に対する割合ではありません。森林が少なすぎて割合を出せない標高帯は空欄にしています。断面の背後の淡い帯は、その標高にどれだけの土地があるかです。ごく一部の斜面での振れが見出しに見えないようにするためです。森林限界線は描いていません。調査が記述しているのは林分であって、線ではありません。
02
各コースの脇に立っているもの
各コースの中心線から左右 35〜90 m の帯。圧雪されたコースの外側で、滑りながら実際に見ている範囲です。その帯のうち冬に見通せる林が占める割合の多い順に並べています。
| コース | 両脇の帯 | 見通せる |
|---|---|---|
| Milky Way 1,701 m | 62% | |
| Tree Hercules 345 m | 57% | |
| Subaru 534 m | 54% | |
| Orion 646 m | 44% | |
| Castor 1,182 m | 42% | |
| Andromeda 296 m | 40% | |
| Polaris 872 m | 32% | |
| Super Antares 401 m | 31% |
残り 8 コース
| コース | 両脇の帯 | 見通せる |
|---|---|---|
| Hercules 914 m | 25% | |
| Pegasus 911 m | 20% | |
| Procyon 739 m | 19% | |
| Regulus 333 m | 19% | |
| Pollux 1,034 m | 15% | |
| Vega 437 m | 3% | |
| Sirius 588 m | 0% | |
| Perseus 476 m | 0% |
各数値は、そのコースの左右 35〜90 m の帯のうち調査済みの土地に対する割合です。コース自体に対する割合でも、山全体に対する割合でもありません。調査が地上で解像するのはおよそ 15 m、帯の幅は数セル分しかないため、これは帯が何でできているかを述べたもので、一本の木や一つの隙間、一本の視線がどうかを述べたものではありません。調査がほとんど及んでいないコースは、わずかなセルから数値を出さずに省いています。森林限界線も立木密度も述べません。調査が記録しているのは林分であって、そのいずれでもありません。
03
実際に生えているもの
調査はまず、すべてのポリゴンを自らの植生区分に振り分け、そのうえで群落名を与えます。区分は5つか6つで山の姿を語れますが、その下の群落名は数十におよびます。
| 植生区分 | 調査が区分した土地に対する割合 | 割合 |
|---|---|---|
| ブナクラス域代償植生 | 55% | |
| 植林地・耕作地植生 | 21% | |
| ブナクラス域自然植生 | 19% | |
| その他 | 5% | |
| 河辺・湿原・塩沼地・砂丘植生 | 0% |
その下にある群落名
調査自身の凡例名を、広い順に並べています。
- ブナ-ミズナラ群落 27%
- オオバクロモジ-ミズナラ群集 23%
- スギ・ヒノキ・サワラ植林 17%
- チシマザサ-ブナ群団 12%
- 岩角地・風衝地低木群落 4%
- ススキ群団(V) 4%
残り 26 群落
- 市街地 4%
- 水田雑草群落 3%
- ヒメヤシャブシ-タニウツギ群落 2%
- ジュウモンジシダ-サワグルミ群集 1%
- アカミノイヌツゲ-クロベ群集 1%
- 畑雑草群落 1%
- 路傍・空地雑草群落 1%
- カラマツ植林 0%
- 自然裸地 0%
- 残存・植栽樹群をもった公園、墓地等 0%
- 開放水域 0%
- 放棄水田雑草群落 0%
- 伐採跡地群落(V) 0%
- ヤナギ高木群落(IV) 0%
- ササ群落(V) 0%
- 放棄畑雑草群落 0%
- ヤナギ低木群落(IV) 0%
- ケヤキ群落(IV) 0%
- 造成地 0%
- オニグルミ群落(V) 0%
- 緑の多い住宅地 0%
- ツルヨシ群集 0%
- イタチハギ群落 0%
- オギ群集 0%
- 牧草地 0%
- カワラハハコ-ヨモギ群団 0%
各割合は、この山で調査が区分した土地に対するものです。森林に対してでも、スキー場に対してでもありません。区分は調査自身の植生区分で、並び順は面積順です。滑りやすさとは関係ありません。
04
この植生がどれだけ自然か
調査は、人の手がどれだけ入っていないかを10段階の自然度で示します。1はほとんど植生のない造成地、10は自然草原や高山ハイデです。測っているのは人の手の入り具合だけです。自然度9のトドマツ林は見通しの利かない壁、自然度6のカラマツ植林は間隔がそろっていて気持ちよく滑れます。
| 自然度 | 調査が区分した土地に対する割合 | 割合 |
|---|---|---|
| 10 | 自然草原・高山ハイデ | 0% |
| 9 | 自然林 | 19% |
| 8 | 自然林に近い二次林 | 27% |
| 7 | 二次林 | 23% |
| 6 | 植林地 | 17% |
| 5 | 背の高い二次草原 | 4% |
| 4 | 背の低い二次草原 | 1% |
| 3 | 樹園地 | 0% |
| 2 | 耕作地・緑の多い住宅地 | 3% |
| 1 | 市街地・造成地 | 4% |
調査が区分した土地の 1% には、10段階のいずれでもないコードが付いています。段階としては数えず、上の表からは外しています。
各割合は、この山で調査が区分した土地に対するものです。この尺度が記録しているのは人の手の入り具合だけで、順位ではありません。自然度が高いほど滑って良い斜面、という意味にはなりません。この山にない段階は0として描かず、行そのものを置いていません。
現存植生図2024年版、環境省生物多様性センター、政府標準利用規約(第2.0版)。環境省が作成したものではなく、加工したデータです。
この山のポリゴンが実際に調査されたのは 2013 です。刊行は2024年版でも、見に行ったのはそれより前になります。
1セルおよそ 15 m。斜面の性格を語るには十分ですが、木と木のあいだの隙間を語れる細かさではありません。