鹿島槍スキー場 山

スキー場が載っている山そのもの。ゲレンデの外の山の形、どれくらい急か、掲載しているほかの山との位置関係。

この山はいくつもの方向へ同時に開いている。主に南と南西。

鹿島槍スキー場周辺の地形を、測量範囲の標高データから描いたピクセル地勢図。尾根と谷を八階調の墨で表す。
標高
830–1,320m
標高差
490m
リフトの及ぶ範囲
491m
向き
南南東
急な方から十分の一
16.4°
最も急な斜面
34.7°

この標高差が、掲載する山のなかでどのあたりか

210 m1,124 m

標高差 490 m。JapowDB の 40 座のうち 7 座を上回る。

この山

地形
火山ではない。仁科三湖のひとつ、中綱湖の西岸からそのまま立ち上がる山で、三湖は糸魚川-静岡構造線の上にできた構造湖だ。構造線のいちばん北の区間にあたる神城断層が三湖を南北に縦断し、東側を押し上げている。山にある火山岩はおよそ5千万〜6千5百万年前のもので、いま活動している火山よりはるかに古い。
岩質
およそ490 mの標高差に、四つの地層がある。リフト最上部、標高1,200 m付近から上の多くは前期ジュラ紀の海成泥岩で、コースが通る中でいちばん古い岩だ。その下の滑走面の大半は、6,600万〜4,800万年前の大規模火砕流がもたらしたデイサイト・流紋岩だ。900 m前後では同じ時代の花崗岩を横切り、ベースは新しい扇状地・崖錐堆積物の上にある。

ここは実測ではなく調べたもの。出典は人の手で確認している · 2026-10-06

その斜面はスキー場の区域外で、パトロールは入らない。

実測

01

どちらを向いているか

複数の斜面:南と南西。

マップ化されたコースは一方向ではなく、山の複数の面に分かれて落ちている。

N E S W

02

どこまで急か

最も急な4分の1のコースは北を向き、山全体の向きとは異なる。

最も急な斜面は34.7°。

最も急な10分の1の斜度は、斜度データのある 40 座のうち 12 座を上回る。

16.4° 最も急な10分の1のコース

03

斜度の幅

コースの斜度は 8.0° から 22.7° まで。

8.0°22.7°

その半分は 10.9° より緩い。目盛りひとつが一本のコースだ。

この幅は、ここで斜度データを持つ 40 座のうち 17 座より大きい。

04

生えている木

ほとんどが落葉樹。ブナやミズナラ、カラマツの類だ。冬は葉を落とすので、木立の奥まで見通せる。

環境省の現存植生図(2024 年版)から読み取ったもの。現地調査は2017。

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