パルコール嬬恋スキーリゾート 山

スキー場が載っている山そのもの。ゲレンデの外の山の形、どれくらい急か、掲載しているほかの山との位置関係。

ひとつの斜面が東南東へ落ちていく。

パルコール嬬恋スキーリゾート周辺の地形を、測量範囲の標高データから描いたピクセル地勢図。尾根と谷を八階調の墨で表す。
標高
1,370–2,100m
標高差
730m
リフトの及ぶ範囲
703m
向き
東南東
急な方から十分の一
11.0°
最も急な斜面
22.6°

この標高差が、掲載する山のなかでどのあたりか

210 m1,124 m

標高差 730 m。JapowDB の 29 座のうち 18 座を上回る。

この山

浦倉山 (Urakura-yama) 2,091 m

その上
四阿山 (Azumaya-san) 2,354 m
地形
火山であり、しかも大きい。ただし静かになって久しい。四阿火山はおよそ80万年前から45万年前にかけて噴火し、大型の成層火山をつくった。山頂域に残るのは直径3 kmほどの凹地——四阿カルデラ——を囲む環状の稜線だ。浦倉山はその環の東側に、四阿山は南側にある。だからリフトの終点から先も地面はさらに265 m登り、その途中でわずか14 mほど下がるだけだ。滑る東斜面は浦倉山火山体で、この火山が最後に活動した部分にあたる。45万年前ごろ溶岩を東へ流して活動を終え、以来ずっと削られてきた。
岩質
安山岩・玄武岩質安山岩、溶岩と火砕岩。標高2,089 mでも、160 m下の1,928 mでも、国の地質調査はまったく同じ答えを返す。浦倉溶岩だ。火山から東へ流れ出て一枚の裾野として固まり、いくつもの尾根に分かれなかった。703 mのリフト標高差が、分断されずに一つの東南東斜面として読める理由がここにある。麓に近い1,383 mでは岩相が変わる。火山麓扇状地堆積物——山が下へ吐き出し、嬬恋高原の上に積もった緩い砕屑物である。

ここは実測ではなく調べたもの。出典は人の手で確認している · 2026-08-28

その斜面はスキー場の区域外で、パトロールは入らない。

実測

01

どちらを向いているか

向き。

マップ化されたコースの多くが東へ落ちている。

N E S W

02

どこまで急か

最も急な斜面は22.6°。

最も急な10分の1の斜度は、斜度データのある 29 座のうち 0 座を上回る。

11.0° 最も急な10分の1のコース

03

斜度の幅

コースの斜度は 3.7° から 12.8° まで。

3.7°12.8°

その半分は 8.8° より緩い。目盛りひとつが一本のコースだ。

この幅は、ここで斜度データを持つ 29 座のうち 3 座より大きい。

04

生えている木

両方が混ざっている。冬に葉を落として抜ける区画もあれば、常緑の針葉樹が詰まったままの区画もある。

環境省の現存植生図(2024 年版)から読み取ったもの。現地調査は2013。

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